「ロービジョン」という視覚障がいを知る機会を提供したい

【「ロービジョン」という視覚障がいを知る機会を提供したい！】

視覚障害には、全盲以外に「ロービジョン」という言葉があり、視機能が弱く、メガネやコンタクトレンズでも完全に矯正することはできないが、全盲ではない視覚障害であり、WHO（世界保健機関）の定義では、両眼での矯正視力0.05?0.3未満、厚生労働省の認定基準で例えると身体障害者手帳3級～6級に値します。

全世界におけるロービジョンの人口推定は、6100万人に及び、日本においては約145万人が存在し、視覚障害者の80%を占めています。

日本眼科医会研究班報告書（2006?2008）では、2030年には200万人近くまで増加されると予測されています。

日本の総人口から考えると約85人に1人となり、とても身近なものと言えます。

眼は年齢と共に衰え、知らぬ間に病気（ロービジョン）になっている可能性があります。

ロービジョンのひとつである、中途失明原因1位の緑内障は、40歳以上の20人に1人の割合で発症します。
他にも網膜色素変性、糖尿病網膜症、白内障、黄斑変性など、「ロービジョン」には様々あります。

今は人生100年時代と言われ、65歳からは多くの人がロービジョンの状態で生活する「ロービジョンライフ」を過ごすことが予想されています。

しかし、ほとんどの人は自身が「ロービジョン」だと認識していなかったり、みえにくい状態をうまく言い表せず、まわりに相談しづらいなどの悩みを抱えているものの、老眼や年齢が原因なのだと思い込み、放置してしまう社会的な問題点があります。

その社会的な問題点の解決を目指した活動が今回のクラウドファンディングの目的であり、私たち視覚障がい者だからこそできる取り組みとして挑戦することになりました。

私たちは、より多くの方の眼の悩みに寄り添い、ロービジョン選手の体験談や質疑応答から学べる講演会「アイアカデミー」と、視覚障がい者のみえ方をイメージしたゴーグルを着用し、様々な種目に挑戦しながら楽しめる疑似体験「ロービジョンチャレンジ」から、眼に関する情報を提供することにより、お悩みを解決するお手伝いができたらと考えています。

その結果、疑似体験された自分自身や、家族、友人、恋人、仲間など身近な人がロービジョンになったとしても、前向きに対応しやすくなったり、安心して生きられる社会につなげられたら幸いです。

さらには、視覚障がい者だからできる社会貢献の機会を増やすことにより、ささえられることが多い障がい者の世界を「ささえる側」として、変えられると信じています。

この活動を認知いただきたいと、今回のクラウドファンディングをなんとしても成功させたいのです。

私たちの活動（眼に関する情報提供）は、支援者の方々へ、必ず還元されると思います。

自身や身内への先行投資とお考えいただきながらも、さらにその支援金は視覚障がい者が輝ける未来の実現に向けたプロジェクトへの投資となります。

【現在の進行状況】

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https://readyfor.jp/projects/150563
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支援総額（581,000円）
支援者（41名）
達成率（47%）※目標金額（1,220,000円）

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目標金額までは、あと639,000円であり、残り27日ですが、現在のペースでは目標金額の達成は、難しくなりつつあります。

※未達成の場合は支援者へ全額返金されます。

私たちとしては、目標金額を早い段階で達成して、ロービジョン疑似体験・講演の自主開催を確定させ、目標金額の達成後に挑戦できる「ネクストゴール」を目指しています。

可能な範囲で、ご支援のご協力をいただけるたら幸いです。

READYFOR