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2008/01/28 08:33:07 Fリーグ第18節 神戸×湘南戦詳細レポート
「最高の応援だった」(岸田)「会場の雰囲気が良かった。お客さんに感謝」(山元)と、会場の雰囲気も今までにない盛り上がりをみせた、神戸対湘南戦。負ければ、5位転落となる大事な一戦。湘南は、2試合振りとなる野嶋倫をスタメンに起用し、前節までの停滞ムードを打開したい模様。一方の神戸も、3位争いに生き残るためには、勝つしかない状況で迎えた今日。神戸のホーム史上、最も白熱した試合となった。
神戸は立ち上がり「試合開始直後はゲームに入っていけていない選手もいた」(鈴木監督)と振り返るよう、気持ちの部分で若干の纏まりがなかったのか、プレーにバラつきが出る。 何度か、?小川、?山元のパスカットからチャンスを作ろうとするが、前の?原田に繋がらない。13分、神戸はセカンドセットの?岸田、?定野、?脇、?須藤に交代。対する湘南も?豊島、?近藤、?関、?篠崎に交代する。直後、湘南が左キックインから?篠崎がシュートを打つと、ボールはゴール右に突き刺さり湘南が先制する。 神戸も10分、?脇がこかされ左の位置でフリーキックを得る。これを?須藤が蹴るが、ボールはゴール外右へ。先制された神戸は?山元、?原田、?ブルノ、?小川のセットに交代すると、11分、?ブルノがハーフウェイライン付近、左から放ったシュートがゴール前に居た相手DFに当たりオウンゴール。神戸がゲームを振り出しへと戻す。 同じく11分、湘南のフリーキックが壁に当たり、神戸?ブルノが自陣からドリブルで駆け上がり?原田にパス、左サイドに上がった?ブルノが再び?原田からのパスを受けると、角度のない位置からシュート。これはおしくもゴールにはならなかったが、徐々に?原田へのパスが通り始める。 しかし15分、今度は左のキックインを湘南?篠崎が中央からシュートしゴール。2-1と、神戸はまたもセットプレーから失点を許してしまう。リードされた神戸は18分、?須藤が左サイドで相手からボールを奪うと、そこからパスが繋がり、最後はゴール前にいた?定野が押し込み2-2。同点で前半を折り返す。 後半、神戸の「超攻撃型フットサル」が機能し始める。 立ち上がり、?原田のパスが?山元へ繋がると、積極的にシュートを放っていく。 24分、右からのキックインを?ブルノが蹴ると、相手DFにあたりオウンゴール。神戸が3-2と逆転に成功する。しかし、27分、湘南?篠崎が中央から強烈なシュートを打つと、ボールは?村山の手を抜けゴール。すぐに、湘南が追い付くと、白熱した試合内容に会場のボルテージが上がる。 31分、湘南?豊島が放ったシュートは、おしくもゴールポスト左に当たる。 34分、ボールを回し、マークが外れたところに?篠崎が中央からシュート、ボールはゴールネット揺らし4-3。 最近の試合では、リードをしながら追い付かれるなど、勝ちきれない試合が続いている神戸はここから怒濤の攻撃をみせる。相手陣地でカットしたボールを?原田が得意のドリブルで上がり攻撃を仕掛けると、キックインからのボールを立て続けにシュートするなど、湘南ゴールを脅かす。対する湘南も、ゴレイロ?阿久津のファインセーブで神戸に追加点を許さない。 37分、神戸?定野が左サイドから逆サイドへパスを出すと、これを?脇が胸でトラップしそのままシュート、一度は跳ね返されたボールを?岸田が押し込み4-4。神戸が残り3分で追い付く。 38分、?脇が相手DFと競ってこぼれたボールを、ゴール前、交代して直ぐの?フランキがシュート、5-4と神戸が土壇場で逆転する。 湘南は、?大地を入れパワープレーに出るが「パワープレーで大事なのは気持ち」(山元)と語るよう、集中力の切れない神戸DFの前に、湘南は決定的な場面で決めきることができない。残り15秒で湘、南が第2PKを得るが、これをゴレイロ?村山がきっちり止めると、神戸が5-4で接戦の末、勝利した。 レポート・福原 まりこ フットサルタイムズのFリーグレポートへ |