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2015/04/20 00:03:57 全日本フットサル選手権関東予選 準々決勝/熊野 耕資
※facebookで観戦レポートを綴る、熊野 耕資さんの投稿を、本人に許可いただき、転載させていただきます。
2015/1/31(土) 第20回PUMA CUP全日本フットサル選手権関東予選 準々決勝 栃木総合体育館 カフリンガ東久留米 4 - 1 三榮不動産FC フウガバッファローズ 2 - 3 バルドラール浦安セグンド ゾット早稲田 4 - 1 コロナＦＣ権田 FCmm 6 - 3 ファイルフォックス府中 今年の全日本選手権関東予選のベスト16にはすみだ、町田、浦安とFリーグのサテライトチームが3チーム名を連ね、今日はベスト4進出を賭けてすみだと浦安の対戦になった。 各自が抜群のテクニックとドリブルで相手をかわして押し込む浦安と、トップチームと同じく前プレと奪ってから手数をかけずに前に預けて攻めるすみだ。 お互いがお互いの価値を知っていて、知っているからこそ勝ちたい一戦は互いに1点づつを重ね合う2ｰ2のシーソーゲームから、後半残り2分弱でテクニックより気持ちでシュートパスに飛び込んだ浦安が3-2で熱戦を締めた。 昨年、浦安セグンドのメンバーとして、全日本選手権の関東予選を突破、本戦ではFリーグのシュライカー大阪と同組から決勝トーナメントに進出し、浦安のトップチーム昇格を果たした加藤竜馬選手は、その後日本代表に選出され12月には日本代表としてゴールも決めている。 よくできたシンデレラストーリーと言えばそれまでだが、なんでもない今日の積み重ねが、いつかそうなりたいと夢想していた明日に繋がっていることを彼はサテライトを戦う後輩達に証明してみせた。 サテライトチームの目標は今いるカテゴリーで高順位を目指すことと、トップチームに昇格することだが、2-2の終盤でそんなことはお構いなしのカウンター合戦に素直に見入ってしまった。 同じメンバーで試合をすることはおそらくない彼らのネクストストーリーの舞台がどこかを想像するのはなんとも楽しい。 1年後、今日の原石がどんなダイヤモンドになっているかなんて誰にもわからない。 素晴らしい意地の張り合いを見せた原石たちが、トップチーム昇格とか、Fリーグデビューよりもっと大きな夢を持っていてくれたらファンとしてこんなに嬉しいことはない。 
レポート・写真：熊野 耕資
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