東北リーグ Sabedoria×GRESTA戦写真＆レポート

今週末、11/20(日)、東北フットサルリーグの最終節が行われる。

　これまで東北リーグを６連覇してきた『東北の雄』DEAR BOYSは、勝点15で３位。なんと、自力優勝の目が無くなっている。

　首位は、勝点16でBANFF SENDAI。２位に同じく勝点16でSabedoriaがつける。Sabedoriaはアトレチコ郡山と対戦。BANFF SENDAIは最終試合で、DEARBOYSと対戦する。

　震災の影響を受け、開幕が遅れた東北リーグ。『東北の新王者』誕生となるか。どのような結末・ドラマが待っているのか―。東北リーグに注目が集まる。

　たいへん遅くなってしまいましたが･･･、今週は、９/25(日)、岩手県滝沢総合体育館で開幕した、東北フットサル１部リーグの模様をお伝えします。

　３/11(金)の震災の影響を受け、一時は開催自体が危ぶまれたが、無事、東北リーグも開催となった。
　ただし、例年は前期と後期、２回戦総当りが行われてきたが、今年は前期が無く、後期だけ。１回戦総当りでの開催となる。

　第１試合は、地元岩手・ Sabedoriaと、秋田・GRESTAの対戦。

　Sabedoriaは、15:45 シュートのこぼれ球を３.川名が押し込み、先制のゴール。しかしGRESTAも、11:29、４.石垣、５.岩澤とつないでゴール。03:33にもファー詰めから、10.熊谷が決めて、２－１と逆転。しかしここからSabedoriaは、02:58 左サイドからのミドルのこぼれ球を７.小岩が押し込んで、２－２。もう一度、左サイドから、17.井上のななめのパスを中央の選手がスルー。逆サイドから、折り返したボールをファーで17.井上が合わせて３－２。Sabedoriaが再逆転して、前半を折り返す。

　Sabedoriaの攻撃は後半も続く。

　14:18には、左サイドから、８.長根が決めて、４－２。12:09にもフリーキックから８.長根の連続ゴールで、５－３と、GRESTAを引き離す。07:56には、Sabedoria 11.石川がゴールを決めて、ゆりかごダンスのパフォーマンス。03:56には、中央で４.石川のヒールパスでフリーになった、７.小岩が決めて、７－２とした。

　さらにSabedoriaはリードしながらも、８.長根を入れてパワープレーを開始。00:15、GRESTAにボールをカットされ、５.岩澤にゴールを許したものの、７－３で、岩手のSabedoriaが秋田のGRESTAを下した。

●Sabedoria・千葉監督コメント
「GRESTAさんは、去年とはイメージが違った。４・５人選手が入れ代わったようで、やりにくかった。前半に相手の戦い方が掴めて、後半はある程度対応できたと思う。向こうがオーバーワーク気味に来ていたから、後半点が取れるだろうと。慌てずにできたのが良かった。ウチは２３・４才の若い連中が中心。今までこんなことはなかったが、今年は人数も多い。シード権もいただけた(開幕節に勝利したチームに全日本選手権のシード権が与えられた)。そっちのプレッシャーの方が大きかった。いつも勉強です。練習量が圧倒的に少ないので。選手は東京から盛岡まで、みんなバラバラだからなかなか(練習に)集まれない。民間のワンデーに出れば、勝ち抜けば５・６試合できるので、そこでボードを広げて、勉強しながらやっている。震災の影響で言うとまだ体育館が使えない。そのへんの状況は変わらない(2011年９月25日時点)」