エフネットスーパーカップ７/田代由美子

１２月３０日　エフネットスーパーカップ　準々決勝第３試合

○ジュビロ磐田フットサルクラブ対暁

～得点経過～

前半戦

ジュビロ７番・山崎（１－０）
ジュビロ６番・河合（２－０）

後半戦

暁８番・中澤（２－１）

２－１でジュビロ磐田フットサルクラブの勝利！！

ジュビロ対暁、東海勢同士の対戦となった

ジュビロ１３番・門田選手とボールを奪い合う暁５番・中村選手選手、両者とも存在感が際立っていた。

得点を決めて笑顔を見せるジュビロ６番・河合選手

終盤にパワープレーからの得点を決めた暁８番・中澤選手

■暁１４番・板山尚史選手のコメント

この暁はZEBRAの鈴木陽太が色々声をかけて集めたメンバーで、東海リーグの選手が多いですね。僕は普段、静岡の「IKAI FUTSAL」というチームでプレーをしています！
得意としているプレーは後ろでのディフェンスなんですけど、バランスを考えながらアラに入ったり、アラがいればピヴォに入ったり、色々なポジションをやります。IKAIではいつも一番後ろにポジションを取ってますね。
フットサル以外の特技はバク転・バク宙ができること！！高校生の頃はゴールを決めた後によくやっていました。フットサルの試合でもやりたいんですけど、大事なところでゴールを決めてないので・・・。全日本で、最後カッコよく点を取れたらやってみたいですね！

（常に仲間に声をかけながらプレーをしていた板山選手）

出身地は山梨県なんですが、大学の時に東京に出てきました。大学まではずっとサッカーを本気でやってきたんですけど、卒業後はサッカーを諦めて普通のサラリーマンをしてました。仕事の面では充実していて、良い収入も貰って。でも、それでは物足りないというか、サッカーを諦めたことをずっと後悔していたので「本当にこのままでいいのか？」って思っていました。
そんなときにフットサルに出会って、会社の同期でワンデー大会に出たんです。そうしたら、たまたま凄く上手く出来ちゃって。「まだ全然動けるんだ、やれるんだ！」って思ったんですよね。それからフットサルを本格的にやりたいなと思って、ネットで都内のチームを検索したら一番初めに出てきたのが「ヤマノヤ」だったので、そのままヤマノヤに入りました。「やるからには本気で！」と思って、毎日１０キロ走って、ヤマノヤのトップの練習とサテライトの練習と両方全部出て、レディースの練習にも顔を出してボールを蹴らせてもらって、帰りは東久留米から家まで走って帰って。
そんな風にずっと身体をいじめてきて、コンディションが現役時代に戻ってきたころに、ちょうどイカイへ行く話しが来て。イカイだったらFリーグも目指せると思ったので、東京から静岡まで行く決心をしました！
１月中旬には全日本の東海大会が控えています。イカイは、一回チームが無くなるというところまで追い込まれて、何人もの選手が移籍して、主力がゴッソリ抜けて。「今年のイカイはもう大したことない。弱い。」そんなイメージが付いてしまっているんですけど、それをどうしても払拭したくて。イカイの名前を自分たちの代で落としたくは無いんです。だから、何が何でも全国に出て勝ちたいです！今年の全日本に懸ける気持ちは本当に強くて、今は他の事は全く何も考えられません！
フットサルをしていて１番楽しいことは、やっぱり勝つことじゃないですか。普段から積み上げてきたものが「試合に勝つ」という結果に繋がったときは１番嬉しいですよね！これで勝てなかったら「俺たちは何をやってんだ！？」と思うほどイカイは練習をしています。週６回の練習で、体育館が取れない時はわざわざ公園に行って練習したり、浜辺に行って走り込みをしたり、ジムで自主トレしたり。僕のように県外から来ている選手は何かしら犠牲にして来ている訳ですから、勝ちたい気持ちというのも自然と強くなりますよ。
全日本で全国大会に出られれば、Ｆともやれるチャンスがありますね！Ｆリーグのチームに対しても、チームや自分自身がどれだけ通用するのか試してみたいです！
その時はもちろんＦを倒して、イカイの新たな歴史を作りたいと思っています！！
自分個人の目標はＦリーグへのチャレンジです！自信を持っているところもありますが、足りないところがあって、まだまだＦで戦えるレベルに達していないというのは自分でも分かっています。ただ、頑張り次第では可能性はゼロじゃないと思うので。自分の技量でチャレンジできる自信ができたら、その時はＦリーグの舞台に挑戦したいという気持ちを持っています。この気持ちが無かったら、たぶんここまで真剣にフットサルをやれていないと思います。

写真：田代由美子

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