フットサル タイムズ


お問い合わせ
フットサルタイムズトップへ - ニュース
2009/12/19 00:09:48

高槻松原に足りなかったモノ/関西Lレポ


関西フットサルリーグ 2009 第11節(最終節) 高槻松原×だいふごう

日時:2009年12月11日(土)
会場:西宮市中央体育館


勝てば優勝だったにも関わらず、目前で優勝を逃がしてしまった高槻松原


降格争いに加わっていたチームとは思えないパフォーマンスを見せてくれただいふごう

 高槻松原は、勝てば関西リーグ初優勝が決まる一戦。
 しかし、試合終了と同時に歓喜の輪ができたのは、ピッチ上ではなく、観客スタンドだった。

 前節を終えて、勝点差1で、近鉄を抑えて、首位に立っていたのが高槻松原。この日の第1試合で近鉄が勝利したため、高槻松原優勝のためには勝利が必要になった。引き分けで並ぶと、得失点差の多い、近鉄に軍配が上がる。

 先制したのは高槻松原。10:45 10.永山のドリブル突破。反転して、浮き球をヘッドで押し出して前へ進む。ディフェンダーに押さえ込まれて、ファウルをアピールしながらも、さらに前進。最後は左に流れて放ったシュートがゴールネットを揺らす。永山得意のドリブルシュートで、高槻松原が先取点を奪う。

 気が楽になるかと思われたが、優勝が近づいて、逆にプレッシャーは重くなったか・・・。そこから高槻松原は追加点が奪えなかった。
 逆にだいふごうの動きが良い。降格の可能性を残すだいふごうも負けれない。しかしこの日のだいふごうは、これが降格のかかるチームなのか?と思わせるほど、素晴らしいプレー連発で、高槻松原ディフェンダーの裏を取る。

 07:57 だいふごうは右サイド、14.辻川の落としをゴール正面から、4.松岡が決めて、1−1。07:14にはカットボールを持ち込んだ5.入部がシュート。一度は高槻松原ゴレイロ1.角田に阻まれたがもう一度、こぼれ球を押し込んで、2−1と逆転に成功する。

 高槻松原はその後もボールの奪われ方がマズイ。02:22 ゴール前のボールをクリアし切れず。相手のシュートを許すが、これはゴレイロ1.角田がセーブ。

 しかし 02:06 だいふごうは左サイド 28.木下の折り返しを、逆サイド、裏でフリーで受けた23.吉田が押し込んで、3−1とリードを広げる。

 高槻松原も 00:47 2.中西が左サイドから中に切れ込んで、逆サイド下へのシュートを決めて、2−3。1点差に詰め寄って、前半を折り返す。

 後半もどちらかと言うと決定機を掴むのはだいふごう。負けられない高槻松原は11:20 2.中西をゴレイロに入れてパワープレーに出る。

 まだプレッシャーのせいか?最初はらしからぬ、チグハグなパワープレーだったが、07:45 中央やや右から、ゴレイロの2.中西が決めて、3−3の同点に追いつく。チャンスがうまく作れず、焦れた感じで放ったシュートだったが、中西のシュート力もあり、得点に結びついた。

 引き分けではダメな高槻松原はパワープレーを続行。

 高槻松原が1点取って勝ち越せば、高槻松原の優勝。このまま引き分けか、だいふごうに勝ち越されれば、高槻松原の優勝はお流れ。という状態。緊迫した中で、高槻松原の"スリリングな"パワープレーが続く。同じパワープレーでも、こういうシチュエーションでの、精度の高いパワープレーは見ていてゾクゾクさせられる。

 だいふごうも前プレで対応。途中タイムアウトを取って、交代で出てきた12.桑野のドロップキックが、あわや高槻松原ゴールに入るか・・・!というシーンもあり、会場全体が選手のワンプレーに注目・反応していた。

 同点に追いついたのが、07:45。時間は十分に残されていたが、だいふごうの粘り強いディフェンスもあり、その後は両チームに、ゴールが生まれなかった。残り時間1分を切り、ボールが切れるたびに、残り時間が短くなっていく。懸命に。高槻松原の選手は最後まで勝ち越しゴールを狙ったが、優勝を勝ち取る1点を、ついに奪うことはできなかった・・・。


 シュライカー大阪退団後、しばらくして、高槻松原に入団したゴレイロの村島はベンチからこの試合を見て「点の入れられ方が悪い。固さもあった。1点目が簡単に入っちゃったので『これでいけるんちゃう』という安心もあったのでは?」と振り返った。「パス回しはできるが、ラストパス、決定的なパスが無い。今日も結局は遠目からのシュートが多かった」とチームの課題をあげる。

 引き分けたことで降格が無くなっただいふごうは、ゴレイロ12.桑野も「ひと安心」と胸を撫で下ろした。

 目の前で優勝を逃し、「悔し過ぎる。やっちゃいけないミスを繰り返してしまうのが今年は多かった」とは、高槻松原6.沼田。「これまでも、パワープレーでなんとか勝って来たという試合が多かった。いいシーズンでは無かった。強い高槻松原ではなく、なんとか勝って来た感じ。(足りないところが)最後にこういう形で出た」とシーズンを振り返る。
 「どういうフットサルをやっていくか、考えないと」改めて沼田は語る。「リスクコントロールを大事に考えるのと、(プレーで)恐さを出していくバランスを考えないと。あまりにも(プレーに)恐さが無さ過ぎる。安全に、安全に行ってしまって、その中で自滅してパワープレーで追いかける。という試合が何試合もあった。Fリーグでやってたことは、個人の能力もあるし、そのまま高槻松原ではできない。点を取る恐さが足りたい。パス回しの先が必要」と最後に出てきた課題は、奇しくもゴレイロ村島の挙げる課題と一致していた。



試合前の円陣。優勝に向かう試合のハズだったが・・・




高槻松原10.永山の先制ゴール。優勝へのカウントダウンが始まるかと思われた


反撃の狼煙を上げただいふごう4.松岡。この日のだいふごうには"ふてぶてしさ"があった


5.入部の逆転ゴール


23.吉田が3点目。試合の流れを一気に持って行った


この日もパワープレーを余儀なくされた高槻松原。しかし・・・


試合終了と同時に歓声が上がったのは観客席。残っていた近鉄メンバーが喜びを爆発させた


目の前にあった優勝を逃がしてしまった高槻松原。更なる飛躍のキッカケとなるのだろうか・・・


レポート・写真:北谷 仁治

関西フットサルリーグレポート




SPORTS LIFE eight-fut エスペリオ京都フットサルクラブ
稲沢フットサルスタジアム
清立商工株式会社 調整さん バナー広告募集中 バナー広告募集中