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2009/12/16 00:24:33

近鉄有終の美。塩谷が2ゴール加えて得点王/関西Lレポ


関西フットサルリーグ 2009 第11節(最終節) K'ntetsu×SWH Futsal Club

日時:2009年12月11日(土)
会場:西宮市中央体育館


今季関西リーグに昇格してきたSWH。開幕4連敗から立ち直り、徐々に自分たちのフットサルを披露。来季はまた飛躍に期待がかけられる


圧倒的な攻撃力は今年も健在。加えてゴレイロが2.古荘で安定したことも大きかっただろう

 前節終了時点で、1位・高槻松原の勝点が23、2位・近鉄の勝点が22。優勝の可能性を残す近鉄は勝っておきたい1戦。

 試合はお互いのカウンター合戦。動きのある展開で始まった。

 SWHはポイントを見定めて前からかけることもあるが、基本は引いてからのディフェンス。近鉄は積極的に前からプレスをかけることが多い。上位に居るチームがこうした積極的なディフェンスを採用しているのは好ましい光景。多くのチームが前からもプレスをかけることを当たり前にすれば、また一段、関西リーグのレベルも上がるだろう。逆にハーフに引いてカウンターのみに終始しているチームは、関西リーグのレベルアップの機会を損ねてしまっていると言ってもいい。

 均衡が破れたのは、14:35。近鉄6.奈須のファーストプレーが得点につながった。ゴールを背にして受けたボールをファーストタッチで後方に流し、自身はディフェンダーを真ん中に、ボールとは反対側を通って前を向く。シュートも冷静に、カバーに来るゴレイロを良くみて、左下に突き刺した。1−0、近鉄が先取点。

 SWHも10.樋口、14.佐藤らがサイドで、ドリブル突破を見せるが、大きなチャンスにはつながらない。

 03:17 近鉄に追加点。3対2となった場面、9.稲田が横に流したボールを、7.塩谷が決めて、2−0。得点王もかかる7.塩谷のゴールも生まれて近鉄ムードがまた高まる。

 対するSWHは、00:48 4.益満が右サイドから送ったボールが左サイド、フリーの14.佐藤に通るが、無人のゴールに押し込めない。SWHの方は決定力を欠いたことで、展開を苦しくしてしまった。前半は2−0。近鉄のリードで折り返す。


 後半も得点を重ねていく近鉄。18:05 14.大塚のボールキープから、ヒールで流したボール、7.塩谷がループで狙ったシュートはゴレイロ12.秋山が立ちはだかったが、こぼれ球を14.大塚が押し込んで、3−0。15:25には、10.田中 → 7.塩谷とつないで、4−0。リードが大きく広がる。

 SWHは 14:36 20.稲田が下げたボールを、10.樋口が豪快に叩き込んで、1−4。セーフティリードで少し気が緩んだか?近鉄はアプローチ不足が仇になった。
 しかし30秒も経たない 14:12、近鉄は10.田中がゴレイロをひきつけてから、流したボールを18.野口がダイレクトシュートで5−1。SWHにペースを譲らない。12:50 には前プレがはまって、10.田中がカットしたボールを横に流して、18.野口が2点目。6−1と大方、勝負は決まった。

 ここから近鉄は5.高須、21.大薗、23.杣田(ソマダ)ら、これまで出場機会の少なかった選手も次々とピッチに送り出す。

 11:35 5.高須がボールを奪われ、SWHの14.佐藤が決めて2−6とするが、04:98には 近鉄23.杣田にも嬉しいゴールが生まれて、7−2。今季は圧倒的な攻撃力で、得失点差がプラス37という数字になった近鉄。最終戦も自慢の攻撃力で、SWHを粉砕して、勝利を飾った。


 5点差がついたこの試合も「楽ではなかった」と振り返ったのは14.大塚キャプテン。「若い選手が点を取ったのが好材料」と早くも今後を見据えたコメントが続く。それでも「年齢だけでなく、経験でもプレーでも上だという気持ちでベテランが引っ張ってきた1年だったと思う」とベテランの活躍を称える。「一戦一戦必死に戦ってきて、気がつけば『2位やんけ』という感じ」と振り返り、「後は高槻松原の結果を待つだけ」と少し落ち着いた表情を見せた。
 この時点で地域チャンピオンズリーグの出場権は得た。近鉄の地域チャンピオンズリーグは第5回大会以来、5年ぶりで「4回目か、5回目かなぁ。苦しかった。紆余曲折がありました」としみじみ。「1試合もそうですし、1年間を通してもそうですが、フットサルはしんぼうのしどころがありますね。我慢したら良いこともあるがわかった」元フットサル日本代表。関西プレリーグから戦う大ベテランが、重いコメントを残した。


 一方のSWH・上田監督は「1年通じて経験を積めた」と関西リーグ参入1年目を評価。「やりたいことが、やり出せている」と語ったとおり。この試合でも、フットサルらしいつなぎから、シュートまでのパターンを見せていた。「まだまだ足りないことはたくさんある」としながらも、「近鉄相手にもチャンスをつくれた。決めるところを決めていれば、もう少し展開も違っていた」と振り返った。
 「選手の補強も考えないといけない。Fリーグもそうだと思うけれど、関西リーグは独特。経験を持っている選手が重要になる。ウチは選手が若く、試合になると慌てたり、ひとつの失点で落ち込んでしまう。平均23歳で動けるにしても、それだけではいいフットサルができない」と来季への課題を上げる。
 近鉄については「前線で落ち着かせることができる、稲田(の存在)がでかい。研究して挑んだが、押さえ切れなかった。今年に関しては組織立っていて、(フットサルの)完成度も高い」と称えたが、「ただ何回やっても勝てないとは思えない。勉強になりました」と来季のリベンジを匂わせた。



近鉄を引っ張り続ける、ミスター近鉄。この人の居る近鉄の優勝を喜ぶファンは多いハズ


口火を切った近鉄6.奈須。いきなりのスーパープレーでSWHゴールを破った


10.樋口とともに、存在感あるプレーを見せていた14.佐藤


この日2点を加えた7.塩谷は得点王のタイトルも獲得


23.杣田にもゴールが生まれた近鉄。ベテランを押しのける存在となれるか


レポート・写真:北谷 仁治

関西フットサルリーグレポート




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