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2009/08/11 12:16:56 オーシャンアリーナカップ３位決定戦 神戸×北海道レポート
オーシャンアリーナカップ最終日、３位決定戦は神戸対北海道の試合が行なわれた。試合は、後半に西谷良介や岡崎チアゴの得点で試合の流れを引き寄せた神戸が５−２で勝利。今大会３位の成績を残した。試合後、２得点を挙げた西谷は「セットプレーと個人技で得点できたことが試合に大きく影響した」と話すように、前後半を通してイメージ通りのかたちで得点を挙げたことが勝利につながった。
前半は、立ち上がりから北海道が積極的な攻撃を見せた。１０分、右サイドの鈴木裕太郎からのパスを逆サイドで受けた水上玄太がシュートを打つと、ボールはわずかにゴール右をすり抜けた。先制点にはならなかったが北海道が得点機をつくりだす。ところが１４分、キックインから西谷のゴールが決まり神戸が先制。先制点を許した北海道は、細かいパスをつなぎ得点を狙いに行く。３分には鈴木が枠をとらえるシュートを放つが同点ゴールにはならず、前半を１−０で終える。 「後半の立ち上がりは（神戸の）悪い癖が出た」と泰澤監督が話すように、開始直後に鈴木に同点ゴールを奪われる。しかし「いつもなら失点をしてしまうが、すぐに追加点を奪えたことが大きい」（泰澤監督）と、２３分に西谷、２６分にはチアゴが立て続けに得点する。直後に北海道に１点を返され３−１となるが、この２得点を機に神戸が試合の主導権を握る。３４分には、再びチアゴが追加点を挙げて北海道を突き放す。３点のリードを許した北海道は、菅原和紀をゴレイロにしたパワープレーに出るが「泰澤監督と伊藤さんがパワープレー対策を練っていた」と須藤が話すように、神戸は守備をマンツーマンに変え北海道のパスコースを次々と消していく。すると、３６分にパスカットからパワープレーの隙きを突き、千綿リカルドが無人のゴールに駄目押しの５点目を決めた。 「セットプレー、もしくはカウンターでの得点。それ以外は、想像力を活かしたプレーで得点を決めて勝つと話していた」（須藤）と理想的なかたちで得点を重ねた神戸が、５−２で勝利した。 レポート：MARIKO
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