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2009/07/07 05:34:31 関東２部 コロナFC/権田・山村朋也選手インタビュー/田代
○関東２部リーグ・コロナＦＣ／権田・山村朋也選手インタビュー
■サッカー歴・フットサル歴は？ サッカー歴は小６までです。中学ではサッカー部が無かったので、３年間ハンドボール部でした。高校でも部活としてのサッカーはやっていません。ただ、ボールを蹴るのは大好きだったので、高校時代から小学生のサッカーコーチをやっていました。フットサルは、同じ高校のサッカー部員たちが、部活の引退後にフットサルをやるという話になって。そこには碓井孝一郎がいたんですが、彼に一緒にやろうと誘われて。そこからフットサルをやりだして、関東大学リーグに出たりしていました。２０歳のころにブラックショーツに入れてもらって、３年ほど在籍。去年、権田ＦＣに移籍してきました。 ■フットサルにのめり込んだキッカケは？ 高校時代、部活をやっていなかったからだと思っています。みんな高校サッカーとかやっていて、それって「青春」じゃないですか。僕はそれを「青春」をやってこなかったので、フットサルをやってみて「コレだ！！」と思いました。もっと上手くなりたいという向上心もあって、どんどんのめり込んでいきました。 ■フットサルをしていて楽しいと思うことは？ 最初のころは、自分が点を取った時が１番楽しいと感じていました。最近はキャプテンになったこともあって、チーム全体が一丸となって勝った時が１番楽しいと感じるし、とても嬉しいです。権田に移籍してきて２年目ですけど、今の「権田ＦＣ」というチームが大好きなので、大好きなメンツで試合に勝てるというのは最高に楽しいです！！ 
■去年のリーグ戦を振り返っていただけますか？ 去年のリーグ戦は、リードしていて追いつかれるという試合が何度かありました。カフリンガ戦も７−４から追いつかれて７−７になったり、ＦＵＴＵＲＯ戦も３−０から追いつかれて引き分け。うちのチームの性格かもしれませんが、リードすると一歩引いてしまうところがあって。リードしている時でも強気で行っている方が、多分相手としては嫌だと思うんですよ。「守らなきゃいけない」という意識が出てしまって、相手ボールの時間が多くなってしまうパターンが結構ありました。 去年は僕を含め７人くらい新加入選手が入って、最初は元々いるメンバーと新しいメンバーとの連携がかみ合っていなくて、出だしで負けが続きました。一巡目の後半からは、試合をやるにつれて連携も良くなっていったので、だんだん競った試合ができるようになりました。もしも、競った試合が最初からできていれば、違った結果になっていたと思います。 リーグ後期・ニ巡目は良い雰囲気で行けました。ＦＵＴＵＲＯ・府中アスレに引分け、ＦＩＲＥに勝てたというところでチームが盛り上がり、凄くいいムードでした。本当に、これが最初からできていれば・・・。カフリンガ・アルプラナス戦も競った試合で、良い雰囲気でチーム一丸となって戦えていました。ただ、いいムードながらも結果が出ない試合もありました。選手権も神奈川大会で負けてしまいました。すごく悔しかったですが、すぐにリーグ戦を控えていたこともあり、切り替えて頑張ろうと思いました。リーグ最終節はブラックショーツ戦。もう勝敗どうこうで順位が入れ替わることもない、最下位が決まっていた試合でした。この試合では、今 まで出られなかった選手に出場機会が与えられました。対戦相手もうちと同じように普段出場機会が少ない選手が多かったですけど、そういった試合で快勝できたことでチームの底上げができました。リーグ戦の最後を勝利で終われて、いいい雰囲気で参入戦に行けました。 ■参入戦ではＺＯＴＴに敗れ、２部降格となりました。他のチームに移籍しようとは思いませんでしたか？ そこは色々と考えました。「降格したのは選手個人として結果を出せなかったことがあるんじゃないか？自分がもっと頑張れたら、もっといい結果になっていたかもしれない。」と思って・・・。降格したのが全て自分のせいというわけではないですけど、自分の責任の部分もあると思うので。移籍の話もありましたが「今シーズン見返してやる！」じゃないですけど「しっかり全部勝って1部に上げてやる！！」っていう気持ちが強くあったので、残留を決めました。 
■今期のキャプテンになった経緯は？ 参入戦が終わった後のミーティングで、昨年度のキャプテン・新井選手が今年は僕にキャプテンをやって欲しいということを話してくれて。キャプテンに指名はされましたが、それほどキャプテン中心というチームではないので、重荷には感じていません。年齢的には中堅の位置なのですが、年下の１９歳くらいの選手とも結構話しをしますし、年上でも気にしないタイプなのでベテラン選手とも色々な話をします。そういう部分では、色々な年齢の選手の話しや意見を取り入れることができていいかなと。年齢が１番上の選手が１番年下の選手にガッと言ってしまうと、押さえつける感じになってしまうので、中堅の僕が言うのが丁度いいのかな？ 自分で言うのもなんですが、結構「キャプテン」というのが合っているのかなと思います。あんまりチームを鼓舞したり、喝を入れるキャラではないですけど、まとめたりするのは嫌いじゃないです。みんなをまとめる資質があるかどうかは分からないですけどね。 ■今期の目標は？ チームとしての目標は、１年で関東1部に戻ること。高いレベルでフットサルをやりたいとみんな本気で思っているので。２部が弱いというわけじゃないですけど、１部の方が相手も強いですし、強い相手と戦う方が楽しいので。強い相手に勝った時というのは本当に嬉しいですからね。権田ＦＣの初期からやっているメンバーは、オープンリーグ・県３部からずっとやってきて、やっと関東リーグに上がって。さんざん残留争いもしてきましたが、関東１部への愛着心・執着心はみんな凄くありますよ。 個人的な目標は、とにかくチームの勝利のために力を尽くすこと。去年までは、個人的にも得点を取って活躍したいという気持ちがありました。でも、今年は得点という形よりも、チームが勝利することを常に考えていきたいと思っています。活躍もしたいですし、点も取りたいですけど、でも１番はチームの勝利です！！キャプテンになったことで少し意識が変わったのかもしれません。キャプテンになったということは、そういった責任もあるので。チーム全体を引っ張って行かなきゃいけないという気持ちが強くなりました。 （５月３１日、ＭＦＰ藤沢にて） 写真・レポート：田代 由美子
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