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2008/12/07 20:35:39 町田、好機をつくれず 大阪の松宮が残り３０秒で決勝点！
２巡目は８節から５連勝と好調だった町田。前節で名古屋に負けはしたが、チーム状態は悪くない。しかし、この試合では先制点を挙げるも、試合終了間際に大阪の松宮充義に決勝点を決められ、町田は勝ち点３を逃した。
前半３分に町田がシュートブロックから自陣でボールを奪うと、横山哲久がドリブルで上がり早々に先制点を挙げる。だが、この日の町田はパスミスが目立ち決定機をつくりだすことができない。一方の大阪は、一木秀之や岸本武志が前線に縦への突破から好機をつくりだす。セットが交代してもその勢いは変わらず、１４分に村上哲哉が奥田亘からのパスを左サイドで受け、ボレーシュートを放ち同点となると前半を１−１で折り返す。 後半開始早々、大阪の鈴木優也が鋭い切り込みでゴール前へ上がり、右サイドからシュートを放つ。すると、ゴレイロが弾いたボールに合わせた奥田が押し込み２−１とリードする。しかし、直後に町田は金山友紀のCKからホブソンがボールを受け左ニアまで運ぶと同点ゴールを決め、試合は均衡する。後半は大阪がボールを支配していたことからも、町田は試合のリズムを掴めず守備面で連携が崩れ始める。パスミスも増え攻撃に勢いがなくなるとファールが重なり、ボールが途切れ前へとパスが繋がらない。残り時間が１分に差し掛かったときに、大阪の奥田がパワープレーで投入。パワープレーのパス回しでチャンスをつくると、岸本からのパスを受けたドゥダが右サイドからシュートを放ち、頭で合わせた松宮が決勝点を決めた。「勢いのある町田に気持ちで負けることはできなかった」（奥田）と勝利への貪欲さを前面に出した大阪が、パワープレーの流れの中から好機をつくり３−２で町田に辛勝。町田はジャッピーナの不在が痛かった。前線にボールが収まらず決定機をつくりだすことができなかった。しかし、監督交代後はチームの調子が良いことからも３巡目では、更に勢いを増す可能性はあるだろう。 レポート・福原 まりこ  Fリーグ 2008 マッチレポート一覧へ
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